木材運搬軌道跡発掘プロジェクト 第2回調査レポート
第1回の調査で撮ってきた写真を、カシミール3DというソフトウェアとGPSで取得した経緯度データを使って地図上に配置してみました。
デジカメで撮影したデータにはEXIFデータといってシャッタースピード・絞り・F値などのほか撮影日時も記録されています。
GPSからも経緯度と取得時間を緻密に記録してくれているトラックデータを取り出すことができるので、撮影場所の詳細なロケーションデータを決定できる仕組みです。
また、事前に昭和9年の地形図をスキャンしてカシミール3Dに取込み駅など現在もかわっていない場所2点の経緯度を指定して電子地図として認識させておきます。地図上の軌道をトレースし、その数値情報を上記の現在の電子地形図に重ねあわせて青いラインとして当時の軌道を表示しました。上古沢駅の写真は別として下方のトンネル2か所はぴったり位置があっています。ただ、古い地形図の情報なので誤差もけっこうありそうですが。
2003年3月22日に2回目の調査に出かけてきました。今回は鉄路とトレッキングで軌道跡と思われるポイントを目指すことにしました。下古沢駅を起点に上古沢方面を目指します。
すぐに本日最初のトンネルを発見。まだ元気なNESSY氏。
反対側はあっさりとした印象。

鋪装されて生活道路になっているけど、今から44年前まではトロッコ列車が走っていたんですね。

今回のルートは、北方向から青いラインに沿っての予定だったんだけど、いきなり困難そうなポイントにぶつかったため迂回することにしました。ところが復帰ルートが見つからず山を越えることに。
結局、反対側へ回るコースをとることに・・・

お昼はコンビニで買ったおにぎりとコーンスープ。エスビットとシェラカップで簡単調理です。

撮影 NESSY

紀伊神谷に到着。ここからできるだけ青いラインに沿うように紀伊細川を目指すことにした。
途中、南海高野線と交差するものの、帰宅後の検証によると軌道跡は写真でいうと右方向の可能性が高い。
ここも次回以降の課題ポイントになりそう。
NESSY氏ちょっとお疲れか?
紀伊細川駅から西方向に400mほどの場所にいかにも「らしい」場所を見つけたので、道路を逸れて入ってみた。
今までに歩いてきた軌道跡らしい幅の道が続き、山の一部が切り取られている場所(切り通しって呼ぶらしいです)を発見。

撮影 NESSY

さらに前進すると、とうとうコンクリート製の橋にたどり着くことができた。
今日の最大の収穫かな。
付近には木製の橋の残骸らしい物件もあった。
谷側にはコンクリートの壁がある箇所も見つかって、山側には石積の壁もところどころに残っていた。
不動谷川の支流に橋脚を発見。対岸の橋脚は倒れていた。
次回は対岸を目指して、初回に見つけたトンネルから南下してこようということに。
舗装路にとってかえして、上古沢駅までトレッキング。今回はここでおしまい。
今日のトレッキングは沿面距離で16.894km 554mの山を越えてきたのでいい運動になりました。
←BACK  NEXT→


Copyright(c) 1995-2003 camp-daisuki All rights reserved.