木材運搬軌道跡発掘プロジェクト 第10回調査レポート
湯川トンネル・鳴戸谷軌道痕探索編
2004年5月2日、乾物屋が3月に湯川でみつけたトンネルの反対側を探しに行ってきました。高野町でレンタサイクルで、現地を目指します。
まずは、乾物屋が湯川辻の近くでみつけたトンネルのロケーション確定です。ほとんど埋まっています。
トンネルの内部ですが、こんな状態。通り抜けるのは難しそうです。
風が強く吹き抜けてきています。向こう側(西側)のトンネルもある程度開口しているはずです。
GPSで得た東側の高度を参考に西側のトンネルの位置を推測し、地図上であたりをつけた軌道跡があると思われるポイントの近くに自転車をデポ。垂直降下しました。トラバースしていくといきなり木橋跡を発見。幸先の良いスタートです。
鳴戸谷軌道の終端を確認してみようと、トンネルがあると目される方向とは反対側に進んでみる事にしました。石垣が残っていて軌道痕もその雰囲気を保っています。
この先は林道との交差点で終わっていました。

最初に木橋を見つけたあたりまで戻ってきました。橋台も補強のための石積もほぼ完全な形で残っていました。

送電のための電柱も所々にありましたが、ボルトや金具の腐食からして比較的新しいような印象を受けました。
この路線には、いくつもの沢があり、木橋の痕跡も点在しています。

橋桁がかかった橋台も残っていました。腐っていてあたりまえなので、強度を確認しようと体重をかけてみていますが、わたるのはやめました。

とうとう最後のトンネルを発見しました。湯川にあったトンネルの反対側(西側)です。
東側はほとんど埋まっていましたが、こちら側はしばらくは進めそうです。実際には水が貯まっているので、長靴等を用意してこなければなりませんが。
現存すると考えられていた最後のトンネルも無事にみつかり、このプロジェクトも一旦は終了です。すべての軌道跡をトレースできたわけではありませんので、またいつか続きを楽しみにくるかもしれませんが。
せっかく調べたGPS位置情報を活かした物件マップのアップデートがまったく進んでいませんので、ボチボチと作成して行きたいと思います。
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