偶然見つけたホームページ「秘境駅へ行こう!」をきっかけに、さっそく一日秘境駅訪問家となって、和歌山県の南海高野線 紀伊神谷駅から紀伊細川駅への駅間トレッキングを楽しんできました。訪問は2002年8月末です。
奥さんも行きたいというので、日帰りの簡単な装備で昼食もパンを買って持っていくことに。
紀伊神谷駅はご覧の通り素朴でのどかな駅でした。このあたりは単線なので、信号駅(上りと下りをさばく駅のことらしい)でしょうか、駅員さんもいるんですよ。回りに民家もない駅に自動改札があるのが?
民家が一軒もないと思っていたのに、駅構内に靴箱がありました。実は駅の可視範囲には民家らしきものは見当たらないものの、少し歩くと休校中の小学校や家もいくつかありました。
この靴箱は駅まで長靴などでやってきて通勤やお出かけ用の靴に履き替えて電車に乗るためのものだそうです。
高野山へのケーブルカーと接続する次の極楽橋駅行きの特急こうや号を見ることができました。

秘境駅らしくGPSも衛星を補足できず、補足開始時は大きくエラーを起こしてスタートポイントが大きくずれています。

途中、九度山の町が見下ろせました。この町には営林署があり、その昔は山から木材を運ぶ林鉄道があったそうです。朽ちたトンネルや橋脚・鉄路・枕木などが残っているという情報もあり、いずれ冒険をと資料集めをしているところです。

ウバユリの果実をみつけました。調べてみると、花が咲くときには、すでに葉(歯)がないというしゃれからつ けられたとありました。若い芽、鱗茎 はおひたしや煮物にしていただけるそうです。打ち身や捻挫の湿布薬としても使えるとか。

山に阻まれた道路は、トンネルではなくて、大胆に山を切り取っていたりします。
この頃GPSの画面を見て不安が。送電線の位置が違うし、あらかじめ入力していた山のピークが反対方向に!
GPSで得た情報を地形図にプロットしたところ、予定の山道を大きく逸れています。地形図は平成12年修正測量なのですが、どうやらこの道はその後に開通した様子です。
とりあえず、コーヒーを飲みながら作戦家族会議。ギガストーブチタン"地"とソロセット"極"チタン。それにランダーチタンシェラ(ミニシェラカップ)は、コーヒーを飲むのに最適な組み合わせでした。
地図を頼りに旧道へのアクセスポイントを探します。
途中、V字に折れて旧道に復帰。しかし、長らく誰も歩いていないのでしょうか。ブッシュだったり、倒木があったり、写真のように丸太橋だったりとヘビーです。奥さんは戻りたいようでしたが、もう少し進んで判断しようとかいいながら、だましだまし進みます。
今日は、秘境駅まで電車で行って、近くでコーヒーを飲んだら引き返すつもりだったので、とっても軽装。一応、エキストラクター(毒吸出機)は持参したものの、マムシを踏んだらたいへんです。
この辺りの方言ではマムシのことをハミって呼ぶそうです。
GPSで確認すると間違いなく目的の駅に近付いています。そのうち、このように道も良くなってきて、安心しました。
とうとう紀伊細川駅に到着です。こちらも秘境駅指定を受けていますが、秘境度はちょっと落ちるかな?


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